\ 産婦人科のご案内 /

産科について

当院では半世紀の間出産という現場に携わってきましたが、2019年より分娩の取り扱いを停止いたしました。
現在は長年のノウハウを生かし、妊婦健診を通じて皆様と接しています。
また、地域基幹病院と連携し、緊急時の対応など、安心して妊娠・出産していただけます。
産後も「小児予防接種」や「母乳外来」などにご来院いただいた時に皆様にお会いできることを楽しみにしております。

人工妊娠中絶についてはこちら▶

妊娠期間の数え方

数え方は「満~週」という満暦と「第~何か月目」というかぞえ暦があるのでややこしいですね。
どちらも月経初日を0日としています。

  • 妊娠週間
    =満:最終月経初日を0日として何週経っているかです。
    予定日は満40週0日になります。

  • 妊娠月数
    =数え:最終月経初日も含めて数えます。
    妊娠1か月は妊娠3週6日まで
    妊娠10か月は36週0日から39週6日まで

妊娠判定

尿検査

尿中の検査薬では市販検査薬も鋭敏になり、病院の検査薬と変わりありません。
早ければ妊娠3週から陽性反応が出ます。

超音波検査

早ければ妊娠4週で子宮の中に胎嚢(胎児が成長する袋)が認められます。
また、子宮以外のところで妊娠(異所性妊娠)してないか確認します。

基礎体温

いつも生理前の高温相が長く続く場合には妊娠の可能性があります。

予定日決定・母子手帳発行

妊娠初期は不安定な時期です。待ち望んだ妊娠ですが、この時期は流産の確率が高い時期でもあります。
当院では安定する妊娠9週を過ぎたところで、超音波での胎児の大きさと最終月経と合わせて、予定日を決定します。
予定日が決まり次第、母子手帳を発行いたします。

妊婦健診について

妊婦健診では毎回、血圧・体重・浮腫の有無およびエコーによる胎児発育チェックを行います。

  • 妊娠初期(妊娠診断後~母子手帳交付まで)
    2週間ごとに発育を確認
    必要があればその都度来院

  • 母子手帳交付後(妊婦健診開始)~妊娠24週まで
    母子手帳交付後、妊婦健診開始
    その後は4週間ごとに健診

【初回健診にて初期検査】
採血・子宮がん検診・クラミジア検査

【妊娠20週前後にて】
・内診:子宮頚管の長さチェック(早産の傾向がないかどうか)
・胎盤の位置チェック(胎盤の位置が低くないかどうか)


  • 妊娠24週以降:妊婦健診
    2週間ごとの健診
    妊娠25週前後にて中期の採血(血糖・貧血)

妊婦健診の流れ

当院は地域基幹病院と連携し、妊婦健診を行っています。

*母子手帳交付後、初回の妊婦健診と、妊娠25週の妊婦健診には血糖の検査があります。来院の前日の夕食後より食事はしないでください。お水やお茶は摂っても構いません。朝一番で検診に来院してください。

地域基幹病院で出産される場合

妊娠判明
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当院初診
 ⇓
妊娠9週以降予定日決定
 ⇓
母子手帳交付手続き
(お住いの自治体で手続き)
 ⇓
当院にて初期検査
(採血・子宮がん検診・クラミジア検査)
 ⇓
当院にて妊婦健診(妊娠20週前後)
・内診:子宮頚管の長さチェック(早産の傾向がないかどうか)
・胎盤の位置チェック(胎盤の位置が低くないかどうか)
 ⇓
妊娠25週中期血液検査
 ⇓
妊娠27週-地域基幹病院受診
*ご自身で予約を取ってください。
 ⇓
当院にて妊婦健診
 ⇓
妊娠35週以降、地域基幹病院にて妊婦健診・出産

地域基幹病院以外で出産される場合

妊娠判明
 ⇓
当院初診
 ⇓
妊娠9週以降予定日決定
(出産先病院へ分娩予約)
 ⇓
母子手帳交付手続き
(お住いの自治体で手続き)
 ⇓
当院にて初期検査
(採血・子宮がん検診・クラミジア検査)
 ⇓
当院にて妊婦健診(妊娠20週前後)
・内診:子宮頚管の長さチェック(早産の傾向がないかどうか)
・胎盤の位置チェック(胎盤の位置が低くないかどうか)
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妊娠25週中期血液検査
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出産先病院へ転院するまで当院で妊婦健診
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出産先病院へ紹介状を持って転院