\ 予防接種のご案内 /

当院では以下の予防接種を実施しております

こどもも大人も個人を守り、社会を守ります。


身体にウイルスや細菌などの微生物(病原体)が侵入して症状が出ると感染症といいます。この時、病原体から体を守ろうと抗体などが作られ抵抗するのが「免疫」です。「予防接種」はこの「免疫」が作られるのを利用したものです。病原体の病気を起こす力(病原性)を弱くしたり無くしたりしたのが「ワクチン」です。「ワクチン」を摂取すると、「免疫」が作られ、もし病原体が身体に入ってきた時に感染症の発症を予防あるいは重症化の予防をすることができます。

  • 予防接種の役割
  • こどもの主なワクチンの種類
  • 予防接種の受け方
  • こどものワクチンスケジュール
  • 予防接種スケジュールから外れた場合
  • おとなの定期予防接種
  • インフルエンザ予防接種
  • 予防接種の役割

    【個人防衛】
    予防接種を受けると免疫が作られ、その人の感染症の予防ができます。

    【社会防衛】
    多くの人がワクチンを受け免疫をもっていると、
    集団の中で感染した人が出ても流行を抑えることができます(集団免疫効果)

    事情によりワクチンを受けることができない人を守ったり、自分が罹ってしまい周りにうつしてしまわないためにも社会的に重要な役割があります。

    こどもの主なワクチンの種類

    【定期接種】
    公費負担あり(決められた期間内)
    国や自治体が「強く勧める」予防接種です。
    期間を過ぎると自費になります。

    【任意接種】
    自己負担
    接種の判断は個人に決めていただくものです。
    接種しなくてよいのではなく「可能ならぜひ接種」です。

    予防接種の受け方

    予約について

    基本的には必要ありません。
    ただし、子宮がんワクチン・23価肺炎球菌ワクチン・DT(二種混合)の場合は、個人用にお取り寄せいたしますので、事前にお電話ください。

    当日持ってくるもの

    ①予診票
    自宅でお書きいただくとスムーズです。

    定期接種:市町村から配布されます。
    任意接種:当院にございます。

    ②母子手帳
    忘れずにお持ちください。

    ③健康保険証
    予防接種以外のことで診察または投薬される場合に必要です。

    (注意)
    ワクチンの種類によって、全国的に供給が間に合わず、一時的に在庫がなくなる事があります。
    その場合には、その都度対応させていただきます。

    こどものワクチンスケジュール

    マイスケジュールを作ろう

    当日お越しいただきましたらスケジュールをお渡しいたします。

    【生ワクチン】
    次の接種まで27日(4週間)以上の間隔をあけます。
    ウイルスや細菌の病原性を弱めたものです。

    【不活化ワクチン】
    次の接種まで6日(1週間)以上の間隔をあけます。
    ウイルスや細菌の病原性を失わせたものです。

    予防接種スケジュールから外れた場合

    受診した時点で遅れている残りの接種を再開し、その後も残りの接種回数を通常通り決められた間隔で接種していきます。最初からやり直す必要はありません。


    ①4種混合ワクチン
    :定期接種は7歳半未満
    気付いた時点で接種、その後通常の決められた間隔で接種
    総接種回数は合計4回


    ②Hibワクチン
    :定期接種は5歳未満
    初回開始年齢が7ヶ月を超えると接種の本数が変わってきます。
    また、1歳を超えた場合、どんなにスケジュールが遅れていても追加として1回接種のみとなります。

    • 開始が7ヵ月未満の場合
      初回を3回、1歳を超えたら追加1回
    • 開始が7ヵ月以降1歳未満の場合
      初回を2回、1歳を超えたら追加1回
    • 開始が1歳以降の場合
      追加として1回のみ


    ③小児肺炎球菌ワクチン
    :定期接種は5歳未満
    1歳、2歳前に何回接種しているかによって接種の本数が変わります。
    また、2歳を超えた場合、どんなにスケジュールが遅れていても追加として1回接種になります。

    • 1歳までに0回の場合
      初回1回と追加として1回(ただし初回2回目は2歳を超えたら省く)
    • 1歳までに1回の場合
      初回2回目と追加として1回(ただし初回2回目は2歳を超えたら省く)
    • 1歳までに2回の場合(2歳未満なら4回可)
      追加として1回
    • 1歳までに3回の場合(2歳未満なら4回可)
      追加として1回


    ④B型肝炎ワクチン
    :定期接種は1歳未満
    気付いた時点で接種、その後は決められた間隔で接種
    予定よりどんなに間隔があいても、どの年齢でもかまいませんが、定期接種は1歳未満なので気を付けましょう。


    ⑤ロタウイルスワクチン
    :遅れた場合は受けられません。
    二種類のワクチンがあり、それぞれ回数、期限が定められています。


    ロタリックスロタテック
    接種回数2回3回
    初回開始可能生後6週生後6週
    初回開始最終生後14週6日生後14週6日
    最終回完了生後24週生後32週

    ⑥BCGワクチン
    :定期接種は生後1歳未満
    勧められている接種対象年齢は生後5ヶ月~8ヶ月です。
    特別な理由がある場合に限り、5歳未満に受けられることもあります。


    ⑦日本脳炎ワクチン
    :定期接種

    • 第1期は通常は3歳から7歳半未満まで
    • 第2期は9歳から13歳未満まで

    第1期は3回、第2期は1回の合計4回になります。遅れても接種回数は変わりません。
    気付いた時点でその後の残りを接種していただきますが、定期接種期間を過ぎますと任意(自費)接種となります。


    ⑧麻疹・風疹(MR)ワクチン
    :定期接種

    • 第1期は生後1歳から2歳未満
    • 第2期は小学校就学前1年間

    生後6ヶ月を過ぎれば年齢関係なく接種可能です。定期接種を逃した場合、通常は4週間あけて2回接種です。


    ⑨水痘ワクチン
    :定期接種は1歳から3歳未満の2回接種
    1歳以上ならば年齢関係なく接種可能です。
    定期接種を逃した場合、通常は4週間あけて2回接種です。
    (13歳未満は3ヶ月あけることが望ましい)


    ⑩子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)
    :定期接種:小学6年生から高校1年生までの女子
    2種類のワクチンがあります(ガーダシルとサーバリックス)
    スケジュールをはずして接種間隔があいてしまうのは問題ありませんが、1回目と2回目が遅れたために2回目と3回目が短くならないよう注意しましょう。

    • ガーダシル
      1回目と2回目、2ヶ月以上
      2回目と3回目、3ヶ月以上
    • サーバリックス
      1回目と2回目、1ヶ月以上
      2回目と3回目、3ヶ月以上

    大人の定期予防接種

    肺炎球菌ワクチン(23価)

    • 接種できる年齢
      66歳以上の方
    • 接種回数
      一回(その後、任意で希望される方は5年以上あけて接種)
    • 料金                                                                                                                                                市町村によって一部助成あり

    インフルエンザワクチン

    • 接種できる年齢
      65歳以上の方
      60~65歳未満で基礎疾患のお持ちの方
    • 接種回数                                                                                                                                             毎年秋に一回
    • 料金                                                                                                                                                市町村によって一部助成あり

    風疹ワクチン(MRワクチン):第5期

    • 接種できる年齢
      1962年4月2日から1979年4月1日までの間に生まれた男性
    • 接種回数:抗体検査をしたうえで一回
    • 料金                                                                                                                                                接種対象であれば無料

    インフルエンザ予防接種

    • 接種できる年齢
      生後6か月以上(任意接種)
      60歳~65歳未満で基礎疾患のある方
      および、65歳以上の方は(定期接種)
    • 接種時期
      秋から初冬、遅くても12月中までの完了が望ましいです
    • 接種回数
      13歳未満は2回
      13歳以上は1回
    • 接種間隔
      できれば3~4週間以上空けたほうが効果的です。
    • ワクチン接種後の効果
      ワクチンの予防接種が期待できるのは接種後2週間~5か月程と考えられています。
    • 卵アレルギーの方
      ごく微量に卵由来の成分が含まれることが、これによりアレルギー反応を起こす事は稀です。
      ただし、卵成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方は接種できません。
    • 妊娠中の方
      妊娠中にインフルエンザにかかるとし重症化しやすいといわれています。
      このため、妊娠中のどの時期でも接種した方が望ましいです。