\ おりものについて /

気になるおりもの(帯下)

おりものは人それぞれ

おりものは子宮や膣からの粘膜や古い細胞や組織や細菌からなっています。色・匂い・性状は個人差があります。ホルモンの影響や体調などに影響を受け、生理の周期や生活習慣などによっても変化します。異常があるときはその病気の治療をおこないますが、低用量ピルによりホルモン環境を整えることによっておりもののトラブルが改善することもあります。

正常時のおりもの

「いつもと違うおりものの変化の中には感染症やガンなどの異常が隠れてることもあります。日頃から自分の正常時のおりものを理解しておくことが大切です。
ここでご紹介するのはあくまでも一般的なものです。

【特徴】

  • 半透明から白いおりもの、たまにクリーム色
  • 性状
    水っぽい~卵の白身のようなどろっとしたもの、たまにクリーム状
  • 匂い
    すこし甘酸っぱい

【生理の時期による】

  • 生理後~排卵前
    さらっとして水っぽい
  • 排卵期
    ゼリー状の糸を引く透明なおりもの
  • 排卵後
    粘り気のない白く濁ったもの

*排卵期に子宮から2~3日の出血を起こすことがあります(排卵期出血)
血液によるため、赤~茶色のおりものが出ることがありますが、この場合病的なものではありません。

異常時のおりもの

「色・性状・匂い・出血の有無・痒みの有無をチェックしてください。
いつもと違い次のようなおりものが出たら注意してください」

  • クラミジア
    濃い黄色~緑、たまに赤~茶色、たまに痒みあり
  • 淋菌感染
    濃い黄色~緑、たまに赤~茶色、たまに痒みあり
  • 膣カンジダ症
    白っぽくクリーム状、豆腐のカス状、痒みあり
  • 膣トリコモナス
    黄色~茶色、細かい泡が混ざる、たまに出血、匂いあり、強い痒み
  • 細菌性膣炎
    濃い黄色~緑、匂いあり
  • 萎縮性膣炎
    濃い黄色~緑、たまに茶色、痒みあり
  • 子宮頚管ポリープ
    赤~茶色
  • 子宮頸がん・子宮体がん
    初期は出血により赤~茶色、進行すると炎症を起こして濃い黄色~緑、匂いもしてくる

細菌性膣炎について

膣の中は腸と同様に多数の常在菌によって均衡が保たれていますが、何らかの影響によりバランスが崩れ、身体に不都合な菌が増殖してしまった状態です。おりものが多くなり、嫌なにおいや、痒みをもたらします。このように性感染症でなくても症状を起こすものもあります。膀胱炎の原因になることもあり、不快な症状であれば治療が必要です。